名前と戦争その1〜ヴァイオレット・エヴァーガーデン〜
ヴァイオレット・エヴァーガーデンでは名前が花に由来する登場人物が多い。
それを以下にまとめる。
5話までの主要人物の名前と花についての表である。
ヴァイオレットとアイリスは作中で述べられているが、その他のキャラクター(主に女性)も花にちなんでいる。
そして、花言葉に関してもキャラクターの性格と一致するように設定してある。
アヤメは「良い便り」、エリカは「寂しさ」、カトレアは「優美」といった具合である。
ただし、男性キャラクターについては花にちなんでいる訳ではなく、唯一ギルベルトのみがブーゲンビリアの花から取っている。ベネディクト・ブルーについては推測の域を出ないのでブルースターの花が由来になっているかは不明である。
ホッジンズについては花に関するものが名姓ともに無く、名前であるクラウディアに至っては女性名である。
男性なら通常、クラウディオなのだが公式HPを見てもクラウディアになっている。何か重要な設定があるのかどうか原作を読んでいないので知っている方がいたら教えて頂きたい。
次に国籍について
国籍はみんなバラバラで、統一性がない。そもそもCH郵便社があるライデンシャフトリヒからしておかしい。
「ライデン」はオランダ南西部に実在する港町で、舞台のモデルにもなっているが、「シャフトリヒ」の部分はドイツ語である。なおライデンは第二次世界大戦で爆撃を受けている。
第1話でホッジンズが「線路が爆撃に遭った」と言うシーンがある。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ライデン
このことからライデンシャフトリヒは多言語、多民族国家なのではないかという予想ができる。
このことについて次回説明する。
実在するライデンとアニメとの比較
CH郵便社、ライデン市庁舎、旧日銀京都支店
CH郵便社
ライデン市庁舎
旧日銀京都支店